どうしてヘアカラーで髪が明るくなるのか
ブリーチ(脱色)の事を『色を抜く』って言う人もいますよね?でもちょっと違うんです。
ブリーチで髪が明るい茶色になるのは、メラニン色素を壊しているからなんです。
白髪染めやおしゃれ染めも同じ原理で明るくなります。
ブリーチは科学的な変化によって起こります
薬剤の『アルカリ剤』が髪のキューティクルを開き、その隙間から髪の内部に入ります。
髪の中にあるメラニン色素を『アルカリ剤と過酸化水素』がアタックして壊すというイメージ。
メラニン色素を壊すことで、髪の明るさや色に変化ができるんですね。
メラニン色素は、髪の中に約3%の割合で存在しています。
これが0%になれば白髪になりますが、白髪でも色素がわずかにあると、ほんのり黄色っぽくみえることがあります。
とくに、日本人の白髪は黄ばんで見えます。
○黄ばみをシルバーに見せたい場合
方法としてはマニキュアなどで薄い紫の色を入れると綺麗なシルバーになります。
黒髪をいくらブリーチしても髪にはメラニン色素が残り、決して白にはなりません。